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2007年5月16日 (水)

バカ2

実験の子は今日も気になる存在だった。

実験の班で同じの唯一の女の子の彼女が気になって仕方がない。あの日以来実験の日は少し楽しみである。いまだに携帯を聞いたわけでもないし、そんなに話せるわけでもない。相変わらず彼女が自分を見てる気がしたりするし、ぼくは実験のときは常に彼女の近くにいて一緒のことやっていたいと思う。そして、今日は彼女が少し違った。

彼女は今日なぜか化粧に気合いが入っていた。今まで見たことのない化粧の気合いの入り方で、まつげが上にくるんとあがって目がいつもより大きく見えて、確かにかわいくなっていた。化粧ってすごいって思った。でも、なぜ今日彼女は化粧をしっかりしてきたのだろうか。疑問である。今日は実験であるからお昼の時間もいつになるかわからないし終わる時間だって定かではない。だから、今日誰かに会う日とかではないような気がする。そしたら実験のためにしてきたのであろうか。一体どういう気持ちで化粧してきたのだろうか。こんなことが起きると、ぼくはまた勘違いしてしまうではないか。彼女は今日ぼくに会うから化粧してきたのではないかって。勝手に勘違いしてしまうではないか。いろいろ考えてしまう。バカみたいにいろんな想像をしてしまう。なんだか彼女がぼくのために化粧をしてきたようにしか思えなくなっていくる。違う可能性があるとすれば、実験班のほかの男である。また、今日昼休憩のときにたまにその班の男たちとご飯食べるのに今日はいなかった。てことはお昼に男に会っていたのであろうか。また、実験班の一人の男が今日昼休憩で食堂にいただろうかという疑問が出てきた。もしその男と彼女がどっかで二人でお昼食べていたりしたらとっても悔しい。とっても悔しい。彼女の気持ちが知りたい。ただ単純に、今日彼女が化粧をしっかりしてきた理由が知りたい。

また、今日は実験の終わる時間がぼくの彼女とかぶってしまい、非常にめんどうなことになった。ぼくの方が実験の子よりも実験が早く終わったので、ぼくの彼女と早めに帰ったが、ぼくの彼女が指輪を落としやがって学校まで探しに戻ったのだ。そのときに実験の子と会ったらどうしようと正直気が気じゃなかった。学校の近くで落とした指輪は見つかったのだが、そのあと折り返して帰るときになってもまだ実験の子は現れなかった。帰り方が違ったのかなぁと少し安心して帰っていたが、最悪な事態となってしまった。彼女と帰っている途中で実験の子が現れたのだ。実験の子は一人で、早足でぼくの後ろからあっという間に抜いていってしまった。その実験の子の下を向きながら進んでいた後姿はとても忘れられない光景である。最悪であった。ぼくが付き合っている女性といるところを実験の彼女に見られてしまったのだ。きっと実験の子はぼくが彼女いることを知っているんだろうが、なんだか秘密がばれた気がしてとても元気がなくなり、沈んだ。実験の子にだけはぼくが彼女といるとこを見られたくなかった。一応今までは意識し始めてからは見られていないはずだった。今日彼女に会っちゃったことや指輪を落としたことは本当についてないとしかいえない。その後した彼女とのキスは今までで一番味のないただの肌のふれあいのような感じであった。最悪としかいいようがない。

でも、もしこれで実験の彼女から避けられたりとかしたら彼女が実はぼくを意識していたことがわかるかもしれないし、バカすぎるぼくはちょっとそのあと実験の彼女がショックを受けていないかなと思ったりもしてしまう。化粧も来週はどうなってしまうのであろうか。気になる。今日はずっとそのことばかり考えている。実験の彼女のこと、実験の彼女と一緒にいたかもしれない実験班のほかの男のこと、彼女の化粧のこと、ぼくは実験の彼女にほれているのかもしれない。よくわからない。それでもやっぱり気になるという感情、近づきたいという感情は持っている。それの目的が何なのかはわからないけど、やっぱりもっと仲良くなりたい。今度実験のデータをわざと消してでも彼女と話す機会を設けてみようと思う。とにかく今後の彼女の化粧の様子が気になるところである。

すっごく気になる実験の彼女、今でもなんか考えてしまう。

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